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切羽詰まっても諦めず!でも妥協は必要です。7/2更新

元朗、ディスカバリーベイの部屋探し、生活ぶりをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?ディスカバリーべイも高いというイメージがあるかもしれませんが、港から離れるとそれなりに見つかるようです。また、ディスカバリーベイでの部屋探しをあきらめた方が、同じようにフェリーで中環に到着するというロケーションから馬湾へ引っ越しするというケースもあるようです。ただ、馬湾のデリバリー状況はディスカバリーベイよりも不便かもしれません。
 
  さて、いくら田舎暮らしが楽しそうでも、お家賃がお安くても、仕事柄どうしても離島にも新界にも移り住むのは無理という方も大勢いらっしゃると思います。そんな方はどうしたらいいのか?不動産やさんにちょっと聞いてきました!
 
  ディスカバリーベイからのレポートでは、家賃が少し落ちてきたという感想もありましたが、不動産やさん情報では、売買価格が横ばいになっただけで、家賃が顕著に下がりだす様子はまだ見えていないそうです。ただこれ以上上がる気配がなくなったというだけでも、今の香港ではグッドニュースかもしれません。そこで全体的にお高い家賃の中から少しでもお安い家賃の部屋を選ぶ方法は?ということになるのですが....、不動産屋さんにとってもそれはとても難しい問題のよう。
 
  まずはエリア。田舎や離島でなくても、香港島、九龍エリアで周辺に地下鉄の駅がないようなエリアは狙い目の一つ。地下鉄がなくてもバス路線が網羅されているので、毎日通勤が必要な方なら、会社付近のバス停に停まる路線バス沿線というのは十分検討の余地があるのではないでしょうか。
 
  そして、家賃が安くなる一番のポイント。それは築年数です。香港は築年数がかなりいっていてもそれだけの理由で不動産価値が下がるという土地柄ではありませんが、それでも部屋探しをする際には重大なポイントになるようで、古ければ安い可能性が高いそうです。築年数が古くても、古い方がある時点でエントランスや外壁などをリノベーションしていて、中途半端な築年数の物件より逆に綺麗かもしれません。もちろんその分大家は家賃に少し上乗せしてくるのでしょうが....。
 
  築年数の古いもので自分のバジェットにあった物件を見つけた際に絶対チェックしておかなければならないのは、水回りです。入居してから水回るのトラブルに見舞われるとちょっとというかかなりブルーな気分になります。トイレやシャワーはもちろん、キッチンそれぞれ水を出し、水、お湯がちゃんと出るか、またどこか下の方で水漏れの気配はないか、目を皿のようにチェックすることが大切です。直接水漏れが確認できなくても、水回りに変なシミがあれば要注意です。(ここポイント!)例えば、バストイレの入口辺りにシミっぽものがあると、バスタブやシャワーの床下に問題が隠れているかもしれません。
 
  もちろんいくらでもお家賃が出せるなら何の問題もないのですが、バジェット内で収めようとする場合はやはり妥協は必要です。元朗への引っ越しも一種の妥協です。だって、旺角辺りに出てくるのに1時間以上掛かるのですから。時は金なりという言葉もありますからね。でも、自宅の快適さ等利点がその妥協点、欠点を上回ればそれはそれでベストな選択ということになります。家賃の高い香港で部屋を賃貸する場合、バジェットをクリアしつつ如何に自分の生活スタイルにあった部屋を探すか。難しいことではありますが、自分にとって何が大切で何がどうでもいいことなのか、じっくり考えれば部屋は必ず見つかるはずです。だって、香港には部屋はい~っぱいあるんだもの!
 
  まぁ一つ嘆くことがあるとすれば、追い出されるときって突然やってくるんですよね....。そう、そのような場合は総じてゆっくりじっくり部屋を検討する時間がない場合が多く、気ばかり焦る状況に陥ってしまう危険が否めません。そのためにも日ごろからそれとなく不動産チェックをしておいた方がいいかも!です。(美美著)
 

離島暮らしを選ぶ理由と現実。DB編 6/25更新

続いて、DB(ディカバリー・ベイ)とその周辺の不動産についての体験情報をご紹介したいと思います。
 
  DBに暮らして10年になります。ただし、DB内では4回の引っ越しを体験しました。今夏、5回目の引っ越しを控え、物件探しを始めたところです。
 
  何故こうも頻繁に引っ越す必要があるかというと、ほとんどの場合、家賃交渉で大家と妥結できなかったことが原因。
 
  DBというと、「田舎で、広々としていて、家賃も安め」のイメージがあるようです。それはそれで間違いではありませんが(田舎なのは事実ですが)、あくまで、「若干広め、若干安め」なのが現実です。ただし、家賃の上昇率はどこも同じ。契約の切れ目ごとに数千ドルの値上げを求められる現実は家計に大きく響き、引っ越しによる体と精神の消耗、さらに経済的出費を考慮してもなお、引越しせざるをえない状況に追い込まれてしまうのです。
 
  10年前にDBを選んだ、第1の理由は犬が飼えること。第2には安全性。子供たちは日が暮れるまで走り回って遊ぶことができ、大人も夜半まで飲んで語り、またはジョギングに励むことができます。第3には、先に書いたように経済性。第4は、香港島などの中心から離れた田舎であること。
 
  第4の理由には、プラスの面とマイナス面があります。DBは、買い物や食事、金融機関が1カ所に集まっているため、日常生活は意外と便利です。また、家具や電化製品などの日用品に加え、生鮮食料などの、DB外からの配達も可能になりつつあります。ただし、車が少なく緑の多いリゾートのような暮らしが楽しめる一方で、通勤通学に関しては、フェリー、バス、MTRのどれを使っても、九龍、香港島の中心街まで40分~1時間ほどかかります。通勤通学圏内ではありますが、それなりの覚悟は必要です。
 
  これらを総合的に見て、DBに住み続けるという決定を下してきましたが、最近のDB内不動産の値上げ率には、「びっくり!」の一言に尽きます。
 
  1年前まで住んでいたフラットは、約1500sqでHK$28K。これをHK$38Kにあげると言われて「びっくり!」。広いのですがとにかくボロく、日々の維持が大変だったので、周囲の美装物件と同じ家賃にするという大家に頷けるわけもなく、交渉を重ねましたが決裂。退去日が近づいていたため、大慌てで転居先を探しました。予算はHK$30K。知らぬ間に増えた荷物を整理している時間がないので、懲りずに「ボロくてもいいから広いところ」を合言葉に、あちこちの物件の大家さんと交渉しました。
 
  その結果、契約にこぎつけたのが、約1600sqでHK$30Kという破格の物件。周囲が内装に手をかけている中、この物件はオリジナルのまま。床にワックスをかけたり、壁を塗り替えたりはできても、家電や水回りなどの古さは隠せません。その結果、もう1年近く空き家だったとのこと。いざ入居してみると、雨漏りはするし、あちこちの窓は壊れかけていて開けられなかったり、鍵がかからなかったりとトラブルばかり。そして、安い家賃しか払っていないとの理由で直してもらえない現実。おかげでDIY能力が格段にアップしました。
 
  そうして住み着いたフラットですが、1年で退去することになり、今夏5回目の引っ越しです。今回は家庭の都合で大きく状況が変わり、2ベッドを探しています。予算はHK$10K! 
 
  DBは家族用の物件が多く、3ベッド以外の物件数は少なめ。希望の2ベッドは500~700sqがHK$15K~。さすがに交渉してもHK$10Kになるものはなく、目をDBの外へと向けてみました。
 
  DBからバスで20分ほどの「東涌」は空港への入り口として、またアウトレットショッピングモールのある街として知る人は知る場所です。ランタオの山と海に挟まれた狭い土地に60階を超えるハイライズがニョキニョキと立ち並んでいますが、ここでも2ベッドは600~700sqでHK$12K~。物件が比較的新しいため、家賃に幅がないのです。
 
  そこでさらに手を広げて、「馬湾」へと食指を伸ばしてみました。パークアイランドと呼ばれる地域は、キレイに整備された新しい街で、ローライズとハイライズが整然と立ち並んでいます。少し部屋のサイズが小さめの物件があり、2ベッドがHK$11K~。
 
  ここまでくれば、他も見てみようと思い、憧れてはいても、実際に暮らせるかちょっと不安な「サウスランタオ」の物件も覗いてみました。
 
  先週も紹介されていた「村屋(ビレッジハウス)」が狙い。村屋にも新旧あり、家賃もいろいろです。700sqの3ベッドはHK$5~10K。700sftをさらに2世帯に割った350sqの2ベッドタイプもあり、そちらは新築でもHK$5K以下で借りられます。
 
  ただしここで問題が! 離島にはミニバスがないのです。路線バスは走っていますが、ミニバスほど密なルートも本数もありません。通勤通学を考えるとやはり却下。
 
  DBを中心にランタオ島周囲をぐるりと回った物件探しの終着地は、再びDBとなりそうです。なかなか理想の住まいは見つかりません。
 
  佐藤あきこ著
 

市内を離れ田舎に住む。元朗編 6/18更新

前回号で「部屋を追い出された」とご紹介を受けたワタクシ。正確にはアメリカン・チャイニーズの大家がアメリカの課税対象となる海外不動産を課税される前に持ち家を売った為に出ていく羽目に。引っ越して1年も経たないのにまたもや引っ越し。駐在でもなく、旦那は現地人、本人はフリーランスという私達にこの頻繁な引っ越しは非常にイタイ!住んでいた場所は静かで環境も良く、家の内装も綺麗でその上に破格の安値で借りていた為もうこれ以上のいいところなんて見つからない~!
 
  まずは香港島の中心部を外してあらゆるところを探したけれど、私と主人の希望にあうサイズ、清潔さ、家賃なんてナイナイ~!それでは香港島よりちょっと価格が下がる九龍側は?建物が古くなっただけで家賃は変わらない~!それでは新界でも比較的便利な[艸/全]湾は?サイズはちょっと広くなるけど家賃は九龍と殆ど変わらない!そんなのわざわざ新界に住む意味がないじゃないか!
 
  と、言う訳で新界でも更に中国サイドに近い「元朗」、それも中心地ではなくそこから更に奥へ入った村の「村屋」と言われるスタイルの家を見てみることに。
 
  「村屋」とは郊外にある3階建ての家で賃貸の場合は通常、一つの階に一つの店子、3階建てなので3つに分けて大家は賃貸に出します。郊外にある家の種類はこの村屋の他に排屋、丁屋などがあり、またそのエリア(村)独自のルールなどがあるようですが、これを突き詰めるとかなり難しいのでここではご紹介いたしません。興味がある方はご自身でお調べ下さい。(笑
 
  幾つか紹介された村屋は西鉄の駅から近い物件、古い物件、階もポーチ部分付きの1階、屋上付きの3階、ちょっと安い2階など色々。そこでウチの主人が一目ぼれした物件は「屋上付きの3階、屋上へ上がる階段は共同ではなく3階の部屋からしか上がれない作りの新築」の村屋。
 
  そう、多くの村屋の屋上は建物の共同階段でどの住民でも上がれるのですが、ここの作りは3階の住人しか屋上に上がれないのです。プライベート屋上。屋上以外にはもちろんリビングにベランダも付いています。部屋のサイズは約700sqで3ベッドルーム。大きめのリビングにゆったりしたキッチン、バストイレはちょっと狭め。残念なのはバスタブなし。ま、香港ではありがちです。こちらで家賃は開価、大家希望額がHK$ 11000、そこから少し値切って最終的にはHK$10500になりました。郊外の村屋なら交通費も掛かるし予算はHK$9000までと決めていたのですが、駐在員でも稼ぎがいい訳でもない私達夫婦、「新築でこんなに広くて交通の便もそこそこ便利な家、もう日本に帰っても住めないだろう!」と言うことで賃貸決定。家の前には駐車場もありそこに一台分の駐車スペース付き。駐車代は無料ですが我が家は自家用車がありません。(涙
 
  さて、元朗の村屋に住んでの良かったこと、悪かったことは、
 
  良い点
   1.都会では高すぎ新築に破格の安さで住める。
   2.広い。
   3.借りた部屋はバス停は目の前、ミニバスの間隔も5分と空かず走っている。
   4.周辺に小さなストアーしかないので無駄使いしない。
   5.屋上を独占できる。
 
  悪い点
   1.通勤時間が掛かり、交通費も掛かる。(西鉄は定期券あり)
   2.不動産屋の手数料が、村屋の場合通常半月分ではなく1カ月分
   3.元朗中心部は人が多く、平日昼間でも人通りが多く歩けないほど。
   4.銀行や郵便局などが少なくいつも長蛇の列。
   5.日本人が必要な食品を買うのが一苦労。
 
  それでも自宅が予想以上に心地よいので引っ越して大満足!なるべく外に出ないで自宅で過ごすことが増えた私達。また、週末は友人が泊まりに来たりとプチ・リゾート気分。
 
  正直、郊外の村屋に住むというのは貧乏で可哀想なイメージでしたがなんのなんの!新築で広くて静か、交通もそこそこ便利と、慣れれば都。引っ越しする前は「もう、二度と市内に戻って住むことができなくなったら....」と悲しく不安に思っていましたが、なんのなんの!引っ越して一カ月も経っていない今、「もう、市内のマンションには住めない!」。都会で狭くて古くて高い部屋が嫌になっちゃった人は一度田舎で睇樓(お部屋見学)してみて下さい。田舎なら新築一戸建てでも借りられちゃいますよ~!
 
  橋本フミカ著
 

私たちは一体どこに住めばいいの?!6/11更新

暫くぶりの香港不動産情報です。今回から数回に分けては物件個別のご紹介ではなく、最近の香港賃貸状況について少しご紹介したいと思います。是非今後のお部屋探しのご参考にして頂ければと思います。
 
  近年香港で不動産バブルが過熱していたことは皆さんもご存知だと思います。その間不動産価格は右肩上がりで、それに伴い家賃も右肩上がりでした。ここにきて政策が功を奏したのか不動産価格もやっと頭打ちって感じが出てきました。それでもまだまだそれが家賃に反映されていないのが現状のようですが....。
 
  さて、日本でもそうでしょうが、香港でも賃貸契約延長の際には大家から家賃の見直しが提示されます。それを受け入れられなければ引っ越しをすることになります。値下がる場合は特に問題はありませんが、問題は値上がる場合です。値上がりを提示される場合は、周辺の物件も基本的には値上がっているわけで....、借りている部屋の周辺で同じような部屋を探せば同じような価格になっているはず。同じように値上がっている近所に引っ越すなら、余程スペシャルなことがない限りは引っ越しするだけ余分なお金がかかり、そのまま大家の提示する家賃を受け入れて住み続ける方が賢いかもしれません。
 
  しかし、それは提示された家賃を受け入れられる場合に限るわけで....、そのまま住み続けることがどうしても無理な場合もあります。それ以前に、ここ数年は不動産価格の上昇に乗じて所有物件を売りたくなる大家も多く、有無も言わさず「売るから出て行って!」って場合もあります。そのような場合も含めて、店子は大慌てで引っ越し先を探すことになるのです。
 
  最近友人が借りていた部屋を追い出されました。やはり売りたいからということでした。契約から1年も経過していない中、大家がペナルティーを支払うという大きなリスクを負ってでもそのような申し出をした背景には、そろそろ不動産価格が頭打ちになり、高値のうちに売り抜けてしまいたかったからだと想像します。
 
  そんなことをいろいろ想像していても引っ越ししなければならないことには変わりなく....、その後友人の部屋探しに少し付き合いました。そして、香港島の家賃が目の飛び出るようなものになっていてビックリ!実際に見た物件の中から具体的な広さ(実用面積)と家賃をご紹介しましょう。広さ、きれいさ、家賃共に許容範囲の物件ということでは、340スクエアフィートで10800ドル、380スクエアフィートで11800ドルといったところでしょう。これは開價、つまり大家の希望家賃で、ここから500ドルくらいは下がると見ていいかもしれません。九龍半島、土瓜湾辺りでの相場も北角辺りとほとんど変わりませんでした。そして、新界。[艸/全]湾や将軍澳辺りも北角、土瓜湾周辺とあまり変わりはありませんでしたが、さすが屯門、元朗辺りまで行くとやっと600スクエアフィートを10000ドル以下で借りられそうでした。屯門や元朗はとても遠いイメージがあると思いますが、2003年に西鉄線が開通して以降九龍や香港島へ出てくるのはかなり便利になったようです。
 
  人は慌てたときそれぞれ異なる行動を取ると思います。今回友人に追い出しの一報が入った際私たちは電話をしながら賃貸サイトを片っ端からチャックしました。そのときに感じたのは「引っ越し先は見つかるのだろうか?!」という一抹の不安でした。最近は何でもお手軽にインターネット上で調べられますが、調べられることで逆に不安が煽られるということもあります。今回分かったのはサイト上で思う物件が見つからなくてもあせらなくて大丈夫ということ。実際不動産やさんに足を運べばそれなりのものは出てくるわ、出てくるわ。住むところが見つからないなんてことは絶対なさそうでした。ご安心下さい。
 
  家賃は月給の3分1くらいに止めておくのがいいと聞いたことがありますが、現在の香港では余程の高給取りでない限り家賃が月給の半分を占めてしまいそうです。そんな状況下で今現在部屋探しを迫られている方もいらっしゃるかも知れませんね。次回は部屋を追い出され元朗に引っ越した友人の元朗体験談をご紹介させて頂きます。(美美著)
 

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