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2009年6月23日更新
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SokNet Planning Ltd.

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 香港の人は日本人の7倍  6/23更新


 香港人が全体の約60%、4,199台とは、北海道での外国人へのレンタカーの年間貸出台数、6,932台(2008年度)の中の香港人利用者の割合と数。2番目は台湾の540件、8%弱だから如何に香港人の割合が高いか分かる。

 団体旅行ではもちろんレンタカーは使わない。FIT(Free Independent Tour)と呼ばれる個人旅行でもかなり自信(車の運転という意味だけでなく、その国の事情に関して)がなければ、レンタカーを借りてとはならないと思う。日本への香港人旅行者にはリピーターが多いとのことだが、この数字を見ると確かにそうだろうと思う。先ず団体旅行で出掛け、気に入ったら自分の好きなところへ個人旅行、でも列車や路線バス等の公共交通機関を使って。そして更にその先を行く人がレンタカーを借りてとなるのだろう。

 この数字は6月11日から14日に香港で開催された国際旅遊展示会に併設されたセミナーのひとつ、北海道紹介の時に、レンタカー会社からの講師の方に聞いた話に出てきたもの。この国際旅遊展示会は世界中から観光の関係者が集まって、自分の国にはいかの魅力的な観光資源があるか、自分のところは如何にステキな旅を提供できるかをアピールする、「世界客引き大会」(言葉が悪くてすみません)のようなもの。このレンタカー会社からの講師の方も、北海道が如何にすばらしいかと共に、北海道をレンタカーでまわったら如何に快適な旅が出来るか、外国人のためにどんなサービスや設備を準備しているか等を熱く語ってくれた。

 質疑応答で集中した質問のひとつがGPS。日本的にはカーナビというのだろうが、香港ではまだ一般的ではない上に和製英語ということもあり、通じないみたいだ。講師の会社では2009年から英語で表示し、英語をしゃべってくれるカーナビ付きを全北海道で100台準備したとのこと。GPS付きとそうでないので料金は違うのか(答え:同じ)等の質問だけでなく、カーナビの機能に関する質問も多かったのは、香港旅行業者の人達に使ったことがある人が少なかったからなのだろう。「ETCカードの無料貸出し」も分かり難かったと思う。香港の人がETCを使い始めたのは、日本より10年以上早かったが、その車毎にフロントガラスに貼り付いているもので、外して「貸出し」というコンセプトはない。「無料貸出し」と聞けば、高速道路代を払ってくれるカードを貸してくれると思うのが普通とは、香港化した私でもそう思いたくなる。

 私が香港に赴任して車を運転するようになった時、先ず心配したのは事故の時のこと。広東語でまくし立てられても、自分には反論できないし、警察の取り調べでだってうまく説明出来ないのではということ。レンタカー会社もこの変は分かっていて、その会社では英語対応スタッフを7名配置とのこと。また通訳を間に入れて3人で同時に話せる、3者間電話通訳システムを導入し、英語・中国語・韓国語ではこれが使えるとも説明があった。その他、警察本部には英語対応スタッフが常駐している、事故の相手が日本人の場合には、警察やレンタカー会社には相手の日本人にお願いして欲しいとの説明はちょっと苦しげでもあったが、「言葉が通じなくて困るケースは少ない」がその事故が起きた時のまとめの言葉。言われれば言われるほど、ここが大変なんだよと自分の香港での経験から思う。

 北海道には何回も旅をしたことがある。レンタカーでまわったことも何回かある。一面の霧でなにも見えなくなった知床峠で立ち往生したことがある。走れど走れどまっすぐな道、変わらぬ景色に運転好きを自称する私だが、誰かに運転を代わって貰いたくなったこともある。あたりが薄暗くなってもちっともカーブカーブの山道ばかりで到着の兆しが見えない「ホテル地の果て」への道は心細かった。そんなことを考えながら、いずれも香港では味わえない北海道ドライブなのだと講師の話を聞きながら思い出していた。

 ところで冒頭の「香港の人は日本人の7倍」、これは何だと思いますか。外国人が北海道で駐車違反で捕まる件数。狭い香港からただっ広い北海道に来たら、それこそどこに駐めたって良いだろうと思ってもしょうがないかな、とちょっぴり同情の私です。かく言う私が北海道で駐車違反というわけではありませんので、お間違えなく。

関 俊也著
Editor 紹介
本 名: 関俊也 SokNet Planning Ltd.代表 seki.gif (549 バイト)
E-mail: seki-s@soknet.com.hk
略 歴:
昭和19年生、獅子座。東京理科大学理学部物理科卒。 卒業後、折からの学園紛争で学士入学するはずの大学がその年に限り学士入学を取らず、研究室でブラブラしているときにおもしろそうだと訪問したのが、コンピューター(その当時はリレー式コンピュータ)で日本語を処理しているという会社。 いつのまにか入社。1979年、同社香港オフィス創立で香港に赴任、1992年に同社を退職。 趣味で始めたパソコンに関するコンサルタントとして香港に残り自営。 1994年後半、会長をしていた香港日本人倶楽部パソコン研究会がインターネットで大いに盛り上がり、1995年にその友人達とインターネットプロバイダーを設立、その後、インターネットコンテンツを専門に扱う会社、SokNet Planning Ltd.を設立して現在にいたる。
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